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WRITING CENTER JAPAN ~かたちを言葉に、言葉をかたちに~
「Writing(書く)」、「Reading(読む)」、「Listening(聴く)」、
「Speaking(話す)」を出発点に多様な学びのかたちをつくる非営利組織です。
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ある日のメインテーマは「情報を伝える」。朝のgood and newから始まり、記憶の仕組み、リフレクションの重要性、情報収集の方法、分類と評価、優先順位の付け方、までで昼休み。午後は、ストーリーライティング、プレゼンテーション、県内経済圏並びに近隣県にまたがる広域経済圏の調査と分析、で終了となります。
大学内のライティングセンターの特徴として以下の2点を挙げることができます。まず、大学でのレポートや論文作成(いわゆるアカデミックライティング)に対する指導を行うことを目的としていますが、文章の校正や添削を行われず、指導を受ける人が自発的に書くことを通じて「文章を書き上げる力」を身につける点にあります。次に、基本的に個別指導の形態を採用している点です。なお、これらの点は、すべてのセンターに共通するわけではありませんが、ライティングセンターのWebサイトに明記されているケースもあります。
>例:MIT Writing & Communication Center
826National
Dave Eggersによって設立されたライティングセンター。サンフランシスコのバレンシア(826Valencia)に開設されたのを皮切りに、ニューヨーク(826NYC)やシカゴ(826CHI)などアメリカ国内8か所で活動が行われています。雑貨店などを活用した学習環境づくりが興味深い事例です。
Fighting Words
826Nationalから影響を受けたRoddy DoyleとSean Loveによってアイルランドにつくられたライティングセンター。ストーリーテリングなどのワークショップが特徴的です。