2011年11月23日水曜日

11月29日(火)に勉強会を開催します

11月29日(火)に仙台市青葉区中央市民センターの第3会議室で勉強会を開催します。
ご都合がよろしければ、お気軽にご参加ください。
飛び入り参加や短い時間のご参加も大歓迎です。
また、お知り合いに関心のある方がいらっしゃいましたら、
この情報をお伝えいただければ幸いです。
当日は「言葉のワークショップ”Thinkshop”」について考える予定です。
◆場所と時間◆
11月29日(火)18時〜20時30分 仙台市青葉区中央市民センター
※仙台市青葉区中央市民センターのご案内
http://www.stks.city.sendai.jp/hito/WebPages/sisetu/simin/sisetu/aoba01.html

2011年11月16日水曜日

11月15日に勉強会を開催しました

11月15日にエル・パーク仙台のセミナー室で勉強会を開催しました。

今回は「言葉のワークショップ”Thinkshop”」について議論を行いました。
参加者から提案していただいたプランをもとに議論が盛り上がり、今後につながる貴重な時間になったと感じています。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

次回の勉強会は、11月29日(火)に青葉区中央市民センターにて開催いたします。

2011年11月14日月曜日

11月15日(火)に勉強会を開催します

11月15日(火)の18時から、ライティングセンタージャパンの勉強会をエル・パーク仙台5Fのセミナー室で行います。

ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。
飛び入り参加や短い時間でのご参加も大歓迎です。

また、お知り合いに関心のある方がいらっしゃいましたら、この情報をお伝えいただければ幸いです。

今回のテーマは次の4つです。

1.言葉のワークショップ “Thinkshop” について
2.文系研究のアウトリーチ活動について
3.文系学部生・院生・ポスドクの進路に関する事業について
4.みなさんからお持ち寄りいただいたテーマについて

◆日時と場所◆
11月15日(火)18時〜20時30分 エル・パーク仙台 セミナー室

※エル・パーク仙台のご案内
http://www.sendai-l.jp/whats/

■お問い合わせ■
WRITING CENTER JAPAN のWebサイト(下記URL)にあるお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
http://writingcenterjapan.org/archives/1046

2011年11月13日日曜日

石巻で勉強会を開催しました

11月12日(土)にイオン石巻ショッピングセンターで勉強会を開催しました。

石巻在住の知人たちと、ささやかかもしれませんが、長いあいだ続けることを目的とした「言葉のワークショップ "Thinkshop"」を立ち上げるために議論をしました。

日和山公園に桜の花が咲く頃までに新しい試みをスタートできるよう、年内にもう一度石巻で勉強会を開催する予定です。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました。


2011年11月9日水曜日

11月8日(火)に勉強会を開催しました

11月8日(火)にエル・パーク仙台の創作アトリエで勉強会を開催しました。

まずはじめに、WRITING CENTER JAPANの活動報告を行い、その後「言葉のワークショップ "Thinkshop" 」を行いました。

前回に引き続き参加者の中に文系研究で博士号を取得された方が多かったこともあり、今回も人文学のアウトリーチ活動やライティングセンターに関する議論が中心となりました。

また、今回から施設よりプロジェクターを借用することにしましたので、スクリーンを使ったプレゼンテーションやワークショップを行えるようになりました。次回以降も借用が可能なときには、プロジェクターを用意したいと思っています。

最後になりましたが、今回参加していただいたみなさま、ありがとうございました。


なお、開催に関する情報は、本ブログおよびWebサイト【http://writingcenterjapan.org】、twitter @writingcenterjp でお知らせいたします。

今後も勉強会を開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。




2011年11月4日金曜日

11月8日(火)に勉強会を開催します

11月8日(火)にライティングセンタージャパン【http://writingcenterjapan.org】の勉強会を開催します。  
ご都合がよろしければ、お気軽にご参加ください。
飛び入り参加や短い時間のご参加も大歓迎です。
また、お知り合いに関心のある方がいらっしゃいましたら、
この情報をお伝えいただければ幸いです。

今回のテーマは次の4つです。

1.言葉のワークショップ “Thinkshop” について
2.文系研究のアウトリーチ活動について
3.文系学部生・院生・ポスドクの進路に関する事業について
4.みなさんからお持ち寄りいただいたテーマについて

◆場所と時間◆
11月8日(火)18時~20時30分 エル・パーク仙台 創作アトリエ

※エル・パーク仙台のご案内
http://www.sendai-l.jp/whats/

■お問い合わせ■
WRITING CENTER JAPAN のWebサイト(下記URL)にあるお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
http://writingcenterjapan.org/archives/1027

なお、来週以降も勉強会を実施する予定です。

2011年11月3日木曜日

11月1日(火)に勉強会を開催しました

11月1日(火)にエル・パーク仙台のセミナー室で勉強会を開催しました。

今回は、文系研究で博士号を取得された参加者が多かったこともあり、「文系院生・学部生の進路」から議論が始まりました。


まず、文系研究を志す人たちが置かれている状況を知るために、参加者それぞれの分野における大学院の現状をお話しいただいたのですが、分野により大学院生のバックグラウンドや博士課程進学者数、就職先などがそれぞれ異なる、ということが見えてきました。「文系」と一括りにできる部分と、そうでない部分があり、このあたりを精査することが今後の重要な課題なのではないかと感じた次第です。


次に、「文系研究を出発点に、どのようにして仕事をつくるか」という話題へと移りました。「そこに問題がある」と指摘するだけで終わるのではなく、もしそこに問題があるとするなら、その問題を解決するためにこれまでとは異なるアプローチが必要なのではないか、という視点を提示させていただきました。その一つが「自ら仕事をつくる」というものです。その後、参加者から次々とアイディアが出され、学位を「活かす」ことを基点に、「活かされる」場所を探すこと、そしてそのような状況を「自らつくること」へと議論が展開しました。


予定していた2時間半はあっという間に過ぎてしまいました。主催する側に至らない点も多かったと思われますが、幾分か心地よい余韻を残しつつ、次回以降へつながる勉強会になったのではないかと感じています。

今後も勉強会を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、開催に関する情報は、本ブログおよびWebサイト【http://writingcenterjapan.org】、twitter @writingcenterjp でお知らせいたします。



2011年10月31日月曜日

11月1日(火)に勉強会を開催します

11月1日(火)にライティングセンタージャパン【http://writingcenterjapan.org】の勉強会を開催します。
ご都合がよろしければ、お気軽にご参加ください。
飛び入り参加や短い時間のご参加も大歓迎です。
また、お知り合いに関心のある方がいらっしゃいましたら、
この情報をお伝えいただければ幸いです。


今回のテーマは次の4つです。
1.ライティングセンタージャパンの活動について
2.言葉のワークショップ “Thinkshop” について
3.文系学部生・院生・ポスドクの進路に関する事業について
4.みなさんからお持ち寄りいただいたテーマについて


◆場所と時間◆
11月1日(火)18時~20時30分 エル・パーク仙台 セミナー室
エル・パーク仙台
http://www.sendai-l.jp/whats/

なお、来週以降も勉強会を実施する予定です。




2011年10月27日木曜日

10月25日(火)に勉強会を開催しました

10月25日(火)に仙台市青葉区中央市民センターで勉強会を開催しました。

当日は、「言葉のワークショップ」と「人文系学生の進路」の2つのテーマを中心に議論を行いました。WRITING CENTER JAPANの活動報告のほか、児美川孝一郎『若者はなぜ「就職」できなくなったのか』日本図書センター(2011)が参考図書として紹介されました。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

今後も勉強会を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、開催に関する情報は、本ブログおよびWebサイト【http://writingcenterjapan.org】、twitter @writingcenterjp でお知らせいたします。

2011年10月23日日曜日

勉強会を開催します

今週火曜日(10/25)からライティングセンタージャパン【http://writingcenterjapan.org】の勉強会を開催します。
ご都合のよい日時がございましたら、お気軽にご参加ください。
飛び入り参加や短い時間のご参加も大歓迎です。

また、お知り合いに関心のある方がいらっしゃいましたら、
この情報をお伝えいただければ幸いです。

当面のテーマは次の3つです。
1.言葉のワークショップをつくる
2.文系学部生・院生・ポスドクの進路について
3.みなさんからお持ち寄りいただいたテーマについて

■開催日程■
10月25日(火)18時00分~20時30分 仙台市青葉区中央市民センター第3会議室 【地図
11月29日(火)18時00分~20時30分 仙台市青葉区中央市民センター第3会議室 【地図

◇12月以降も実施します。
◇関東地方での開催も準備中です。

■お問い合わせ■
WRITING CENTER JAPAN のWebサイト(下記URL)にあるお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
http://writingcenterjapan.org/archives/988

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WRITING CENTER JAPAN ~かたちを言葉に、言葉をかたちに~
「Writing(書く)」、「Reading(読む)」、「Listening(聴く)」、
「Speaking(話す)」を出発点に多様な学びのかたちをつくる非営利組織です。
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2011年10月1日土曜日

職を得るために言葉と向き合う〜ライティングワークショップの現場から〜




このほど、就職を目指す20才前後の人たち向けの研修を行って来ました。「言葉を基点にマーケティングを知る」ことをテーマにした研修です。

全体のコンセプトは、マーケティングの基礎を一通り学んだ後、参加者の身の回りにあるマーケティングと関連するさまざまな事例について「言葉」を切り口にワークショップを行うというものでした。

ある日のメインテーマは「情報を伝える」。朝のgood and newから始まり、記憶の仕組み、リフレクションの重要性、情報収集の方法、分類と評価、優先順位の付け方、までで昼休み。午後は、ストーリーライティング、プレゼンテーション、県内経済圏並びに近隣県にまたがる広域経済圏の調査と分析、で終了となります。

1日9時間にも及ぶ長丁場でしたので、どのような構成にすべきか、多くの時間を費やしました。また、参加者のモチベーションがどこまで続くのかについては、初日を迎えなければわからない部分が多く、柔軟に対応できるように複数のシナリオを用意しました。

実際にどのような研修になったのか。昨日、すべてのプログラムを終了したばかりですが、参加してくれた人たちは1週間を通じて真剣に課題に取り組んでくれました。これはお世辞ではありません。モチベーションへの懸念は無用でした。

多くの参加者にとって、言葉と自覚的に向き合うのは初めての経験だったようです。最終日の研修後にこんなことを話してくれた人がいました。「読んで、書いて、聞いて、話す。普段は当たり前のように行っていたのに、言葉にちょっとだけ息を吹きかけることによって、何かが変わるように思えました」。

言葉によって何かが変わる人たちがまだどこかにいるはずだ、と思わせてくれた素敵な1週間でした。私たちの言葉をめぐる冒険はまだ続きます。

最後に、今回参加してくれたみなさんが次なる道へと旅立たれる日が来ることを切に願っています。ファイト!!!

2011年9月23日金曜日

最近読んだ本から

最近読んだ本から2冊紹介します。

古市憲寿(2011)『絶望の国の幸福な若者たち』、講談社
宮台真司(2011)『宮台教授の就活原論』、太田書店

古市さん(@poe1985)は、東京大学で社会学を専攻する博士課程院生です。以前、ピースボートに乗船する人たちをテーマにした『希望難民ご一行様』を読んだことがあり、軽妙な文体とその文体に似つかわしくないようにさえ見える膨大な知識のアンバランスさに関心を持っていました。今回の本は『希望難民ご一行様』以来立て続けに出版された著者の「若者論」の延長線上に位置する一冊です。

宮台さん(@miyadai)は、首都大学東京に所属する大学教員です。以前より著名な社会学者であることは知っていましたが、これまでは書店で立ち読みしたり、図書館で軽く読む程度だったので、実際に書籍を購入したのはこれが初めてです。

さて、その内容ですが、 2冊とも「若者」に焦点を当てています。ただし、焦点の絞り方には大きな違いあるようです。

古市さんは、社会学を中心に論じられてきた「若者論」の整理から出発し、いくつかのフィールドワークから得られた論点を示しています。一方で、宮台さんは、首都大学東京で2007年から2年間、就職支援委員会委員長を務めた間に考えた「大学生が就職する際に直面する(昨今の)問題」をベースとして論じています。

古市さんが描き出す「若者」は、「こういう人もいるけれど、これでいいんだよね」という視点のように思えます。他方、宮台さんの「若者」は、「こういう風に考えているようだけれど、こんな風に考えたらもっといいのに」という視点に見えます。この視点の違いは、まだはっきりとつかめてはいませんが、私がいま取り組んでいることと大いに関係があると考えています。それはおそらく、「事実」と「価値」の捉え方と関係する話です。

最後に、本の内容とは直接関係ありませんが、二人の著者に共通する点として、院生時代に企業で働いている点を挙げておきます。共に、ベンチャー企業に身を置きマーケティングに従事している(していた)そうです。本の内容とは直接関係がなさそうですが、このような働き方が、古市さんのように今の院生に限ったことではなく、宮台さんが院生の頃からあったことは大きな発見でした。

【つけたし】
文系院生のキャリアについては、悲観的な話題ばかり先行しています。実際にアカデミアで職を得る厳しさを考えると、仕方がないことかもしれません。しかしながら、ノンアカデミック・キャリアに目を向けると、現在のように文系院生のキャリアの厳しさが顕在化する前から、さまざまな働き方を選んだ人たちがいるのではないか、というのが現時点での私の考えです。この点において、2冊の本は多くの示唆を与えてくれました。

2011年9月20日火曜日

826National

まずはこの動画をご覧ください。
(プレイボタンを押したあと、「25languages」の中から必要な言語を選択すると字幕を出すことができます)



この動画は Dave Eggers がTED Prize というイベントで行った講演です。

この講演では、彼がアメリカで「826National」という民間非営利のライティングセンターを立ち上げるまでの経緯とその後の状況が語られています。

ところで、ライティングセンターとはどのようなものなのでしょうか。

1980年代、アメリカの大学において、学生の基礎的ライティングスキルを育成することを目的として設置され始めたとされ、現在ではアメリカ国内のほとんどの大学にライティングセンターが置かれています。設置当初は、英語を母語としない留学生やレポート作成に悩みを持つ学生たちをターゲットとしていたそうです。しかし、1990年代に入ると、学生はもとより、教員や職員に対するサポートも行う全学的な機関として位置づけられるようになります。日本国内でもこの取り組みが注目され、早稲田大学ライティング・センター津田塾大学ライティングセンターが相次いで立ち上がりました。現状では、その輪は徐々に全国へと広がりつつありますが、まだ十全に整備されていないといえます。

大学内のライティングセンターの特徴として以下の2点を挙げることができます。まず、大学でのレポートや論文作成(いわゆるアカデミックライティング)に対する指導を行うことを目的としていますが、文章の校正や添削を行われず、指導を受ける人が自発的に書くことを通じて「文章を書き上げる力」を身につける点にあります。次に、基本的に個別指導の形態を採用している点です。なお、これらの点は、すべてのセンターに共通するわけではありませんが、ライティングセンターのWebサイトに明記されているケースもあります。
>例:MIT Writing & Communication Center

一方、海外では、大学内のみならず初中等教育向けのライティングセンターが非営利組織として多く存在しており、学校外で放課後の時間帯や週末を利用したライティングに関連する取り組みが行われています。また、非営利組織が学校のカリキュラムに組み込まれたり、ライティング指導のメソッドを学校教員たちと共有するケースもあります。ここでは、アメリカとアイルランドとイタリアの民間ライティングセンターをご紹介します。

826National
Dave Eggersによって設立されたライティングセンター。サンフランシスコのバレンシア(826Valencia)に開設されたのを皮切りに、ニューヨーク(826NYC)やシカゴ(826CHI)などアメリカ国内8か所で活動が行われています。雑貨店などを活用した学習環境づくりが興味深い事例です。

Fighting Words
826Nationalから影響を受けたRoddy DoyleとSean Loveによってアイルランドにつくられたライティングセンター。ストーリーテリングなどのワークショップが特徴的です。

La Grande Fabbrica Delle Parole
イタリアで行われているライティングセンター。作家やデザイナー、芸術家などが関わっていて、実験的な取り組みが多くあります。


最後に、私たちはライティングセンターを文章を書きたい人(書き手)もしくは書く必要がある人が、自ら書くことを通じて、文章を書く技術《ライティングスキル》を習得するために設けられたものだと捉えています。また、書き手が文章を書くことを重ねる中で考える機会を持ち、批判的思考《クリティカル シンキング》や論理的思考《ロジカル シンキング》を身につけることを"目標とする"組織ではないかと考えています。

2011年9月19日月曜日

WRITING CENTER JAPAN BLOG を始めます。

WRITING CENTER JAPAN BLOG を始めます。
この日記では、以下の点を中心に書き綴りたいと思っています。

  1. WRITING CENTER JAPAN の近況報告
  2. 文系学部生の就職と進学
  3. 文系大学院生の研究環境とノンアカデミック・キャリア
  4. 学びたい人の参考になりそうな情報
  5. ラーナー・エクスペリエンス・デザイン
  6. 人文学のアウトリーチ

当面の目標は、こまめに記事を書くことです。
どうぞよろしくお願いいたします。